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2014/10/24 SCAJショー2014
e0245899_1513637.jpg先日お店の営業を1日お休みして行ってきた見本市、少し遅くなりましたが報告です。

*見本市の概要については昨年の記事もご参照下さい。


今年も会場は東京ビッグサイト。ほぼ朝イチで行きましたが賑わってましたね〜。

●入場するとまずは右側部分に生豆の各生産国のブース群。コロンビア美女にカプチーノを頂きながら会場内地図を下見。止めよう止めようと思いながら毎年ここで飲み過ぎる。そして案の定お腹を壊すという学習能力の無さ。。。

「おっ、エスメラルダ・ゲイシャのナチュラル。美味し〜」
ただ、いわゆる "オークションロット" は遥か彼方のお値段になってしまったようです。ウチでももうすぐエリア指定のものをやりますので詳細はまた後日。

●奥へ進むと大手生豆商社や焙煎機・器具などのメーカーがずらり。ここでは豆のサンプルをもらったり、お世話になっている取引先の担当者の方へご挨拶など。普段電話でしか接しない方と実際顔を合わせることは大事ですのでね。

●相変わらずイケイケのハリオ。ブースは昨年よりも更に拡大。若いスタッフさん達がデモ頑張ってました。ただ質問した男子がやる気の無いピント外れの受け答えに終始。『お前はバイトか⁉ 』人が追い付いてないのかな。もう少し頑張れハリオ。一時の新商品ラッシュは落ち着いた模様。

●もう一方の雄、カリタ。今年もフグレンの店長さんを招いてのデモも。相変わらずイケメンだなぁ。その辺の絡みもあるのか、ストリート系(?アウトドアテイストとかスケボーとか、裏原にいそうな感じの)アパレルブランドとのコラボでブースを作っていてかなり活気的。元々あの "赤いチェック" はとても可愛いのだから、もっと若者にも受けていいはず。信頼出来るメーカーさんですし、今後の商品企画に期待。

●小型の焙煎機、また増えたなぁ〜。もうほんとボタン1つ、電子レンジみたいなヤツもありました。自分がこの業界に入った頃はこういう電気が熱源の焙煎機は「デカい」「高い」「メンテ面倒臭い」ものばかりで、参入も2〜3社しか無かったと思います。それが今や小型で消煙装置付き・熟れた値段と自家用でも買えるレベル。やがて家電メーカーからホームロースターが発売、コーヒー豆は自宅で焙煎なんて時代も遠くないかもしれません。戦々恐々。

●今後のイベントで使えそうなノベルティとかパッケージ、新しい抽出器具などの資料を集めて更に奥へ。バリスタチャンピオンシップの人だかりにウンザリしながら進むと、エスプレッソゾーンは今年も若者でいっぱいです。
何かカップル多いなぁ〜。デートで来てる?丸山や小川のデモにみんな楽しそうに並んでるし、とちょっと羨ましかったり。

何やかんや気付けば入場から4時間以上が経過、お腹も空いたし痛いしで、そろそろ次の目的地へ移動する為会場を後にしました。

全体的には昨年からの流れを更に加速させた印象、特に強く感じた事は以下2点。


1)オシャレになったコーヒー業界

これは率直な感想です。いや既に定着した感もあります。

"Slayer" という超かっこいいエスプレッソマシンがあるのですが、こちらのブースでカッピングイベントが行われていました。全国のロースターが自分の豆を持ち寄り、Slayerで抽出するというもの。ブースの作りも長いソファーとか置いちゃってカフェみたい。そしてこのロースター達がみんなカッコイイ。服装や髪型もおしゃれだし、何なんでしょうか、このサッパリ嫌味のない雰囲気は。何かよく分からないけど、こういう人達が牽引してるんだと思った。

抽出器具なんかも「道具」というよりは「ちょっとオシャレなデザイン雑貨」寄りのものが増えてるし、木工や漆器の作家とコラボしたコーヒーミルなんかもあって、「コーヒーを(淹れて)飲む」ことのハードルは更に確実に下がって来ています。

2)異業種からの参入増

新開発の技術を用いたコーヒーメーカーを出しているブースがあったのですが、作ったのは本来モーターとかギアとか作っている中小企業。上で述べたSlayerの輸入総代理店は印刷屋さんだし、青山にパリ発の最新大型カフェが出来たと思ったら経営は某大手アパレルブランド。「コーヒーは金になる!」と思われてるのでしょうか。

イメージも良くなってきて色んな意味で裾野が広がって、これは多くの人が言っていることなのですが、「今後コーヒー業界は物凄い競争社会になるよ」と。
でしょうね。怖い怖い。消費者の求めるレベルもどんどん高くなり、その結果どんどん淘汰もされて行くわけで、怖いながらも全体で見れば良いことなのでしょうか。

銀座ランブルの関口さんが、某雑誌でラテアート選手権のことを批判的に仰ってて、要は本来は商品(味)を追求することが最優先なのに違う要素が評価されているのはダメだ!ということなのですが、個人的にはあれはまぁ余興だし、絵心とかセンスが無いと出来ないと思うのでそこまでは思いません(むしろ羨ましい)。ただ何か全体的にフワっと感じてフワッとやっちゃう人たちが増えてくるような気はしてます。商品(味)よりもスタイルを売りたい人たちというか...。

いずれはそれも淘汰されていくのでしょうが、一時的にしろそんなのが大手を振っている状況というのが、特に長く続けてきた人たちにとっては疑問に感じてしまうという事なのだと思います。これは分かる気がするな。

とにかく年に一度でも業界の移り変わりやコーヒーを取り巻く環境の変化を感じ、今現在の自分の立ち位置を確認する機会としてこの見本市は機能しているなぁと思いました。あの日会場にいた若いカップルたちは何を感じたでしょうか??

*会場内で写真を1枚も撮っていませんでした。文字のみの長文で申し訳ありませんでした。
by kunicoro | 2014-10-23 01:44 | 店主雑談
2014/10/22 今月の新入荷豆
*ブラジルNW/シッチオ・カナリーニョ農園
NW=ナショナルウィナー(国内品評会)入賞豆です。それぞれの地区から農園選りすぐりのスペシャルなロットが一同に介し、国内審査員によって厳正な審査が行われます。位置付けとしてはカップ・オブ・エクセレンスに準ずる品評会となっています。
さすがNWのクリアー感、香ばしさと共に果実感のあるブラジルです。限定15kg。
〈カッピングコメント〉チョコレート・カスタード・アプリコット・ライチ・ロングアフターテイスト
生豆240g/1,350円 中浅煎り〜中煎り。

*エチオピア/イルガチェフ・ナチュラル
毎年好評なモカのナチュラル、今年は「コンガ」という地区のものになります。
規格はG3ですが、風味・豆質ともG1と遜色ありません。ストロベリーやチョコを思わせる非常に強いフレーバーは健在、昨年よりも柑橘系の酸味が強めです。
未体験の方は是非一度お試し下さい。
生豆240g/1,250円 中浅煎り〜中煎り。

*ケニア/カンゴンゴWS
ケニアは定番で「マサイAA」を扱っていますがちょっとの間お休み、スポットでこちらを販売します。マサイより100円お安くなっております。
キリンヤガという地区の小規模農家より集買、カンゴンゴはWS(精製施設)の名前です。マサイよりワイルド感があり、「ケニアらしいケニア」です。
生豆240g/1,250円 中煎り もしくは 深煎り
by kunicoro | 2014-10-22 13:50 | 限定メニュー
2014/10/6 コーヒースナップ in 広島 ≪前編≫
夏休みに始めて訪れた広島。
昨年の長崎ではあまり美味しいコーヒーに巡り会えなかったのですが、果たして今年はどうか??

最初の訪問地はベタながら宮島です。
平日ということで観光客もそれ程多くなく、シカたちと触れ合いながらゆっくり廻れました。ボートで厳島神社の大鳥居をくぐってきましたよ。

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e0245899_1212034.jpg秀吉が建立を命じたという豊国神社・千畳閣への参道近くにあったオシャレなコーヒースタンド。まだ出来て間もないとのこと。

e0245899_1115088.jpgここは西海岸?
客が外国人ばっかりだぞ。

ご主人は絶対帰国子女だと思って見ていたら、接客がカタコト英語だったので逆に好感を持ってしまいました。。。

e0245899_1125818.jpg「フローズンコーヒージェリーラテ」。
エルサルバドル産の豆で作ったコーヒーゼリーをクラッシュし、エスプレッソベースのフローズンラテにミックス。これが暑さと疲れも相まって体に染み渡る美味しさでした。

自分はカフェでの勤務経験が無いのでドリンクの引き出しが無いんですよね〜
こういうの作れる人がホント羨ましいっす。


豆は3軒隣りに焙煎所があるということなので行ってみました。
『sarasvati』という厳島らしい店名のそこは、豆の販売の他にカフェ営業もされていました。人気のお店のようでしたね。
ラインナップはスペシャルティ中心ですが、焙煎は浅煎りに偏っているという訳ではなく、けっこうな深煎りのものも。店主さん曰く、豆の個性に合わせてというよりはお客さんのニーズに合わせて幅広い味のバリエを揃えているとのことでした。
確かに浅煎りばっかりじゃあ飽きますよね。
         

e0245899_113253.jpg旅先では多くの人が行き交うメインストリートから1本裏手の道をあえて歩いてみることが多いです。その方がその街ならではの風景や人に出逢えることも多く、断然面白い。

こんな素敵な景色が見れたり。

小さな旅館や古くからの商店の多い通り。地元産の果実を使ったジェラート屋さんなんかもありました。

e0245899_1135660.jpgいかしたサインの地元の酒屋さん。

地酒欲しかったんですがまだ着いたばかり。。。さすがに諦めました。。。

e0245899_1145641.jpgこんな味のあるフォントの床屋さんも。
濁点○が一つ取れちゃってます。

e0245899_1175466.jpg日常の風景に溶け込み過ぎのシカ。

宮島のシカは全て野生だそうですが、ヒトに慣れ過ぎ!


出発前はお昼に穴子飯、オヤツは焼き牡蠣&宮島ビールで…何て言ってたのですが実際来てみるとあまり食指が動かず。広島市内で1杯やろうぜ〜と帰途に着いたのでした。続きはまた。。。
by kunicoro | 2014-10-07 19:39 | 店主雑談
ご注文の仕方について
当店では、生の豆をお客様のご注文を受けてから焙煎致します。
その為、焼き上がりまで少々お時間をいただきます。

通常ですと一つ15分程度でお渡し出来ますが、休日の混み合う時間帯によっては30分〜40分かかる場合もございますので、ご注文はお電話かFAXを是非ご利用下さい。

「○時に○○を」とお申し付け下されば、ご来店時間に合わせて焼き上げておきます。
電話には極力3、4コール以内に出るようにしておりますが、豆が煎り上がる直前のタイミングでは出られないことがございます。

サンプリングという、煎り止めのタイミングを測る為ロースター内に棒を差して豆をチェックする動作に入ってしまうと、電話に出ることが出来ません。(心の中でゴメンナサイ!といつも言っております…。)

ただこのサンプリングは時間的には30秒〜1分程度のことです。もし出なくても、「出るまで鳴らし続ける」か「一度切って1分後くらいに掛け直す」かしていただければ、ほぼ出ることが出来ると思います。

基本一人で営業しております故、どうかご理解下さいませ。
宜しくお願い致します。
by kunicoro | 2014-10-07 17:18 | ご注文の仕方
2014/10/1 いちょうブレンド2014の販売を開始致しました+お知らせ
e0245899_2421184.gif昨年の「ちょっとマニアック」な配合がとても好評でしたので、今年も同じ路線で行きたいと思います。ただ毎年「同じ豆」は手に入りません(昨年よりもブラジルは美味しく、マンデリンはランクが上がっています、など)ので、配合比率は微調整してあります。


充分なコクと苦甘み、華やかなナチュラルモカの風味をアクセントに。
深煎りなので少し苦みがありますが、甘いお菓子との相性は今年も良好です。
ぜひ1度お試し下さい。

*いちょうブレンド 生豆240g/1,050円。
by kunicoro | 2014-10-02 02:51 | 限定メニュー
2014/10/1 今月のお休み
6(月)
13(月祝)・14(火)
20(月)
27(月)

キンモクセイの薫る季節となりました。
毎年思うのですが、夏が終わったらあっという間に年末になりません??
ただ今年は残暑が穏やかだったぶん、例年より長く秋を満喫出来そうです。

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月末の連休を利用して煙突&冷却機の掃除をしました。
毎年正月と夏休みにやっているこれ、半年間で結構汚れが溜まるもので、掃除をしないと煙抜けが悪くなって焙煎に影響したり、豆がきちんと冷めずに味がブレたりしちゃうのです。各パーツをバラして行う為、ほぼ1日仕事になります。そして毎回腰を痛めるので細心の注意が必要。

終了後はお陰さまで快調です!冷却機は今まで「ふぉ〜ん」くらいだったのが、
「ぶーん‼」てなってます。これは冷えるぞ〜

ということでこれからコーヒーの美味しい季節、頑張って焙煎しますね。
今月もご来店お待ちしております!
by kunicoro | 2014-10-02 02:39 | 店からのお知らせ